今月のQ&A

■令和6年9月

1)精神科指示書にて複数名訪問の依頼がありました。
 精神科患者様の訪問するに当り相当の経験を有するものと記載があります。訪問する看護師は経験者ですが、同行する看護師は精神科訪問看護算定要件に該当しません。看護補助の様な取り扱いになりますか?

A1)同行看護師の縛りはありません。看護師複数名とみなします。

    確認作業: 全国訪問看護電話相談(精神科訪問看護コンサルテーションにメール)

Q2)支援学校に行く為、10分ほどかかるバス停までの送迎というサービスの相談があります。
 母親も精神疾患を患っており 子供の送迎は困難となっているようです。

A2) 訪問看護は地域で生活している本人の自宅 または施設への支援は行えるが、医療保険制度上住まい以外の支援はできません。自費対応となります。

   確認作業: 全国訪問看護事業協会  訪問看護業務の手引き

Q3)住宅型有料老人ホームに入所中の方が現在は入院中。プリオン病疑いですが家族が精査希望されず確定診断はありません。この場合は介護保険での介入になりますか。

3)介護保険での訪問看護はできません。
 プリオン病についても確定診断がないのであれば 厚労大臣が定める疾病等には該当しません。
 医療保険に切り替えることはできません。
 主治医が診察をし、必要とされた場合は特別指示書交付は可能です。

 確認作業:訪問看護実務相談 Q&A

 

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