今月のQ&A

■平成30年1月

1. ⑦具体的な処置 ・看護展開に関する事項
Q: 骨粗鬆症の治療薬 テリボンを在宅で注射するように指示が出ましたが主治医から「訪問看護では出来ないものだった。」と言われ中止になりましたが何故でしょうか?フォルテオも同じでしょうか?
A: テリボンは、在宅では訪問診療の医師か同行した看護師が実施します。
訪問看護師が実施すると 薬の算定ができません。
フォルテオはC101在宅自己注射指導管理料が算定できるようになっていますので訪問看護師も実施できます。

確認作業: 製薬会社へ問い合わせ

2.②訪問看護指示・記録に関すること
Q: 計画書・報告書を毎月主治医とケアマネジャに送っています。
この記録の保存は紙で残す必要がありますか?電子媒体での保存は可能ですか?
A: 「e 文書法」により訪問看護計画書 報告書等 紙媒体のものをスキャンして電子媒体で保存することが可能となりました。
原則訪問看護終了してから2年間は保存しておく必要がありますが福岡県は5年保存となっております。

確認作業:日本訪問看護財団

3.③介護保険 介護給付
Q: 特別指示書で訪問した後、介護保険で訪問しますが、初回加算は算定できますか?
A: 医療保険で訪問した後は算定できません。
新規とは利用者が過去2か月(60日ではない)訪問看護を提供していない場合と要支援から要介護になり(逆も可)訪問看護計画をたてる時です。
なお、介護保険での開始時 退院時共同指導加算を算定した場合には初回加算は算定できません。

確認作業:訪問看護手引き

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