ドクター&ナースのつぶやき

 

令和4年3月号

「訪問看護ステーションにおける認定看護師、特定行為看護師の取り組みついて」

 みなさまこんにちは。良創夢(らそうむ)訪問看護ステーション 特定行為看護師訪問看護認定看護師(在宅ケア特定認定看護師)の片田と申します。
 今回は当事業所の紹介と在宅ケア特定認定看護師としての取り組みについてご紹介したいと思います。
 良創夢訪問看護ステーションは、看護師9名、作業療法士5名、言語聴覚士2名、事務員1名で飯塚市、桂川町、嘉麻市、小竹町などの地域約140名の利用者宅を訪問しています。
 利用者さんやその家族の思いを大切に、そして専門職としての役割が十分に果たせるよう、日々訪問しています。
 さて、在宅ケア特定認定看護師としての活動ですが、認定看護師の役割は「実践」「指導」「相談」を特定の看護分野で行う事です。私は訪問看護の分野での認定を受けていますが、さらに特定行為研修を受けることで、人の身体や疾患について、またそれらをどのようにみていくのかなどを学び、1回1回の訪問で生かせるようにしています。
 令和3年度は看護協会の訪問看護師養成講座の講師や、訪問看護経験者1~5年目程度の方を対象とした在宅看取り研修を九州全域の方を対象に行いました。コロナ禍ということもあり、ZOOMも利用した研修でしたが、その場に行かなくてもよい気軽さと、他のステーションの看護師さん同士の交流も図りやすい会場での研修で、新たな研修の形を学びました。また、看取りや日々の訪問で悩んでいる看護師さんが多くいることを再認識しました。
 職場では訪問で困ったケースなどの相談やアドバイス、特定行為研修で学んだことをカンファレンスの中で勉強会として開催しています。また私自身も、利用者さんやご家族が望む生活を送るためにはどうしたらいいのか?と考えながら、今までの学びを実践に生かせるよう活動しています。
 地域の中でもっと訪問看護が認識され、頼られるステーションとなれるよう努めたいと思います。
 皆様、よろしくお願いいたします。

株式会社らそうむ
良創夢訪問看護ステーション
片田 弥生


コロナ禍で集合写真が撮れず、年賀状の写真でご紹介いたします。

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