ドクター&ナースのつぶやき

令和7年3月号

新役員就任のご挨拶

宗像医師会訪問看護ステーション
管理者 髙木 清美


令和6年度より、福岡ブロック代表として役員就任いたしました、
宗像医師会訪問看護ステーション 管理者 高木と申します。 

実は今回2度目の投稿となります。前回の投稿同様、何を書くか大変迷いましたが、今回は役員就任後の活動報告をさせて頂きます。

先ず初めに、みなさまは、福岡県の訪問看護ステーションの事業所数をご存じですか?実はその数ズバリ、1085事業所(令和6年10月現在)に達しているそうです。その約3割がこの訪問看護連絡協議会に加入されています。しかし、この3割という数は、九州各県と比べると実は少ない数です。加入率が最も高い県は熊本県(9割)次いで大分県・長崎県(7割)だそうです。福岡県訪問看護ステーション連絡協議会ではこの加入率を引き上げ、訪問看護の質向上と相互の連携強化を目指しています。

では、役員就任後の活動内容です。

  • 令和6年度訪問看護ステーション連絡協議会九州ブロック会議 参加(鹿児島)
  • 日本訪問看護財団主催「財団設立30周年記念 訪問看護サミット2024」 出席(東京)
  • ブロック別研修会 企画運営(令和7年1月17日開催)
  • 看護師の特定行為研修制度に係る地域標準手順書普及事業 委員として参加

以上が就任後の活動内容です。どの活動も自分自身の自己研鑽にも繋がり刺激的な内容ばかりでした。訪問看護発展のために尽力された各地の諸先輩方との出会いや、訪問看護サミット2024での講演内容『今後急激な人口減少に伴う社会情勢の中、地域包括ケアシステムの要となる訪問看護は多面的な活動をどう担うのか。また、医療と介護の複合ニーズが高まる今、在宅医療が進むべき道は。在宅ケアの本質は何なのか』など、訪問看護に向けた期待が大きいことを改めて痛感しました。この様な大きな課題に立ち向かう訪問看護師が、遣り甲斐と誇りをもって働けるよう、様々な活動を通して微力ではありますが、お力になれたらと考えております。

2年間の任期中どうぞよろしくお願い致します。

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