ドクター&ナースのつぶやき

令和4年7月号

人材育成について

暖家の丘訪問看護ステーション 下口 真由美

 皆さまこんにちは。暖家の丘訪問看護ステーションの下口です。

当ステーションは2015年に開設したステーションで、今年で17年になります。

私自身は開設時に入社してから、訪問看護や介護保険の右も左も分からず、毎日必死に勉強しながら経験を積み重ね、あっという間に17年経ったように感じます。訪問看護は奥が深く、今でも新鮮な気持ちで日々業務にあたっています。

開設時は職員も3名でしたが、現在は看護師10名、セラピスト4名、事務1名の15名で田川全域を中心に、また田川周辺地域の方へも訪問看護を提供しています。

訪問看護では、対象年齢も小児から高齢者まで幅広く、また利用者様の疾患もお一人お一人異なります。その為、職員一人ひとりのスキルアップが欠かせません。

当ステーションでは、毎月必ず職員研修会を開催し、事例検討会や勉強会を行っています。また、社内研修会だけでなく、職員には積極的に外部研修に参加してもらい、新しい知識を身に付け、そして得た知識を職員研修会で他の職員に広めるという事もしています。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか外部研修会に参加できない年もありましたが、最近はオンライン研修の案内も多くなり、研修会への参加が再開できるようになりました。

法人全体でも、新型コロナウイルス感染症をきっかけにICT化を進め、職員一人に一台のタブレット支給やWi-Fiの整備などを行う事で、事務所内でも研修会に参加できる環境も整いました。

写真は小児看護の研修会に参加した職員が講師となり職員研修を行っている風景です。

医療は日進月歩、訪問看護でも利用者様やご家族へ質の高い看護を提供できるよう、これからも学びを忘れず頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 

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