ドクター&ナースのつぶやき

 

平成28年4月号

「訪問看護ステーションみやまの魅力」


訪問看護ステーションみやま
管理者 堀下 友行

 「訪問看護ステーションみやま」は、平成27年6月1日開所した新しい事業所です。事業所があるみやま市は、高齢化率が30%を超えている全国的にみても高齢化率が高い市です。従って、医療・介護・福祉のシームレスな連携がとても重要な場所であると考えています。しかし、現実は「訪問看護」を知っている方は少ないように感じます。さらに言うと、「訪問看護(リハビリ)」をサービスにどのように組み込んだらいいか分からない事業所や各関係機関の方もまだまだ多いように感じます。
 まずは、訪問看護(リハビリ)を知って頂きたいという思いで、「訪問看護ステーションみやま新聞」を月に1回作成し、居宅介護支援事業所・医療連携室・地域包括支援センター・相談支援事業所・民生委員さんなどへの配布を始めました。今後更に、行政や専門機関・他事業所・地域住民などと連携を密に図りながら、看護やリハビリを在宅で必要とされる方が安心して生活出来る環境づくりのために努力していきたいと考えています。
 当事業所では、「24時間・365日安心を届ける」をキャッチコピーに、常に相談しやすい雰囲気を心がけています。現在では、神経難病や脳卒中後の方のリハビリや看護、褥瘡や壊疽などの創傷治療、認知症の方や精神疾患の方のケア、癌のターミナル期の緩和ケアなど、様々な分野に対応していて、ケアの状況によっては認定看護師や専門看護師等のスーパーバイズを受ける事もあります。また、利用者様の思いや要望に寄り添う事はもちろん、その方を支えるご家族の思いも受け止め、身体だけでなく心のケアも大事にしながら、オーダーメイドの看護(リハビリ)を提供するように心がけています。
 今後も訪問看護(リハビリ)を通して住み慣れた地域で多くの方が安心して生活出来るように事業所のスタッフ一同でサポートしていきたいと思います。

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