ドクター&ナースのつぶやき
平成30年2月号
直方鞍手医師会の取り組み
直方鞍手医師会は直方市、宮若市、鞍手町、小竹町の2市2町で構成されており、福岡市と北九州市に挟まれた地域です。人口は約10万人、世帯数は約51000世帯で高齢化率も30%を超えています。
当訪問看護ステーションも平成7年の開設以来徐々に利用者は増加し、一時期は在宅医療の推進もあってスタッフが足りないという状況でした。最近はステーションの増加や、リハビリなどの様々なサービスを必要とするニーズが増えていること、経済的な問題から介護の割合が増加することによる帆門看護の減少、患者さんお状態が悪化し家族の負担が増えたり、不安が増加することによる施設への入所を選択される方の増加などが要因となって、利用者はほぼ横ばいからやや減少している状態です。当ステーションでも昨年からリハビリを開始したり、当医師会で行っているケアプランサービス、ヘルパーステーションとの3事業合同の勉強会を行ったりして、利用者の満足できる、より良い在宅医療を行っていきたいと思います。