ドクター&ナースのつぶやき

 

平成30年6月号

みやわか訪問看護ステーション管理者の田原です。
 私たちの事業所がある宮若市は、直鞍地区の2市2町にあり、人口2万8千人、高齢者率33%の市です。最近では、芸能人が出演するローカル番組にも多く登場しており、『追い出し猫』が有名です。この猫のモニュメントには二つの顔があり、表は災いを追い出す睨み顔。裏は幸福を招くにっこり顔になっています。
←表 



 裏→

相生会宮田病院
 みやわか訪問看護ステーションは、母体である相生会宮田病院の『みなし訪問看護』から、平成13年に訪問看護ステーションとして誕生しました。開設当初は、名称も『宮田病院訪問看護ステーション』で、スタッフも4名の看護師でしたが、現在は、市町村合併に伴い『みやわか訪問看護ステーション』に変更し、常勤6名、非常勤2名の常勤換算7名、リハビリスタッフ4名の大所帯となりました。
 開設当初を振り返ると、新規の方に利用説明を行うたびに『看護師が家に来なくてもどうかあれば病院に行きます』とのご返事で、訪問看護の役割や、24時間対応体制についてなどのお話から説明を行っていました。この小さな市を中心に宮若市・直方市・鞍手町・小竹町を訪問しています。
 あの頃と違い、利用者の疾患や年齢層も変化し、子育て世代である癌末期の利用者に対し、看護的なケアだけでなく金銭面、社会面、精神面の介入も珍しい話ではなくなりました。社会的な在宅への意識も随分と高くなり、医療機関からの退院調整や、担当するケアマネージャーさんからの相談、本人・ご家族からの相談もあるようにはなりましたが、同じ看護職種の看看連携をもっと深めていかなければならないな・・・ということがこれからの私たちの課題です。
 訪問看護は、日焼けとの戦い!今年も日焼け止めを塗り利用者のお宅にお伺いしたいと思います。
    〒823-0003
福岡県宮若市本城723
    TEL0949-34-1300
    FAX0949-34-1301
          管理者 田原 恭子
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