ドクター&ナースのつぶやき

 

平成30年8月号

     「訪問看護センター阿部」開設
 平成30年5月1日に「訪問看護センター阿部」を開設いたしました。
 開設にあたり事業名を何にするか悩むところですが、説明が要らない簡単明瞭な「訪問看護センター阿部」にしたらいいとアドバイスをいただき、すぐに納得して決定しました。ロゴは、私の作成したオリジナルで、黄色は「頑張る」のガッツポーズです。パンフレットもすべてスタッフの手作りですし、看板も知人の手づくりです。温かみのある親しみやすい雰囲気の事務所になりましたので、地域の方々にも気軽においでいただきたいと思っています。
 3月末まで「訪問看護支援コールセンター事業(北部)」「訪問看護連携強化事業」を担当させていただきました。今まで、行政・医療・福祉・地域の関係機関・関係者の皆様には大変お世話になりました。また、今回開設したばかりにも関わらず「ドクター&ナースのつぶやき」の原稿の依頼をいただき大変感謝しております。
 看護スタッフ3名の訪問看護センター阿部開設への熱い思いをつぶやかせていただきます今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〇阿部久美子(管理者・看護師・介護支援専門員)
 病院勤務を経て、市役所訪問指導を5年間、訪問看護師・管理者として宗像医師会訪問看護ステーションに23年間勤務した後退職しました。訪問看護がしたいという思いともう少し地域の皆様のために働けるのではないかという思いから「訪問看護センター阿部」を開設することにしました。病気や障害があっても、住み慣れた地域や家庭で暮らしたい、人生の最期は自宅で迎えたい。そんな利用者様の思いに添って、自宅での療養生活を支援していきます。医師やケアマネジャー、薬剤師などの専門職と連携していきながら、「こころを添える看護」をモットーに、地域に根差した誰からも頼りにされる訪問看護センターを目指していきたいと思います。
 また、今まで長い間、看護学生や現場の看護職の訪問看護実習指導にかかわってきましたが、自分の知識の薄さや経験のみでしか看護を語れない未熟さを感じ、2016年4月日本赤十字九州国際看護大学大学院に進学し、2018年3月卒業しました。いくつになっても学ぶことの重要さを感じた大学院生活でした。今後は、大学院で深めた看護の学びを地域の皆様のお役に立てるよう精一杯努めてまいりたいと思います。
〇白濱 美津子(看護師・介護支援専門員)
 病院勤務を経て、訪問看護ステーションで19年間訪問看護師として在宅で療養する利用者・ご家族様にかかわる仕事をしてきました。
 平成30年5月1日から「訪問看護センター阿部」のスタッフの一員として、これまでの経験を活かし、最期までその人らしく住み慣れた我が家で過ごしてほしい・・・その思いで、利用者・ご家族様のことを第一に考えて訪問看護を実践しています。地域の皆様のために、長く貢献できるように自らの心と身体の健康管理にも気を付けて頑張っていきたいと思います。
〇荒牧 真紀(看護師)
 26年間の病院勤務を経て、看護の原点ともいうべき訪問看護がしたいと決心して、平成30年5月1日「訪問看護センター阿部」に就職いたしました。
 「訪問看護センター阿部」は、利用者・ご家族様のこれまでの人生観や思いを大切にして、その人らしく過ごしていただきたいという熱い思いで日々看護を提供しています。専門職として、人として、常に成長させてもらえる「看護」の仕事に就けたことを誇りに思って、これから「訪問看護師」として地域の皆様のお役に立てるように誠心誠意努めてまいります。
  訪問看護センター阿部

   福岡県宗像市日の里五丁目1番地17
   TEL 0940-39-3274 FAX 0940-39-3284
   http://houkan-abe.jp
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