認知症ケアに関わる人のための認知症ハンドブック

福岡県内の65歳以上の高齢者数は、総人口の27.1%を占めており、60市町村のうち9割以上の市町村で5人に1人以上が高齢者といわれております。認知症は、高齢になるほど発症しやすく、超高齢社会に突入している我が国では、今後さらに認知症の方が増えてくることが予測されます。

国は、認知症の方とその家族が住み慣れたまちで、いつまでも安心して生活ができる社会の実現のために、2019年6月に「認知症施策推進大綱」を取りまとめ、「共生」と「予防」を車の両輪とした施策を推進することとしていますが、その実現のために、日常において認知症の方と接する機会の多い医療・介護従事者に大きな期待が寄せられているところです。

この度、発行いたしました『認知症ケアに関わる人のための認知症ハンドブック』は、認知症医療や介護について関わる皆さまが、確認したいことや疑問を抱かれたときなどに、役立てていただくための実践ツールとして作成いたしました。
本ハンドブックが、医療・介護現場で活用され、認知症ケアの充実につながることを願っております。

令和2年3月

認知症ケアに係わる人のための認知症ハンドブック
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