介護現場で役立つ医療連携ハンドブック

今、我が国は世界の先進諸国の中でも、類を見ない超高齢社会を迎えています。今後、医療・福祉・介護を複合的に必要とする85歳以上人口が急増することになりますが、多様なサービスが必要な状態になっても、住み慣れた地域で尊厳ある暮らしを継続するためには、「治し、支える」医療と、これに連携した介護が重要であります。

介護職は、医療と介護の円滑な連携において大きな役割を担っています。利用者の入浴や着替えを行う時など、皮膚の異常や外傷などの存在に、いち早く気付けるのは介護職であることから、介護従事者として医療知識があれば早期に医療的対応に繋ぐことが可能となります。

そこで、福岡県医師会では、高齢者施設等の利用者に異変が起こった際など、適切な医療的対応が行われるよう、介護従事者に医療知識を習得していただくことを目的とした『介護現場で役立つ医療連携ハンドブック』を作成しました。

本ハンドブックを、高齢者特有の疾患を学ぶツールとして、また医療とのスムーズな連携を図るために役立てていただければ幸いです。

 令和6年3月

※冊子は下記より閲覧可能です。

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~『介護現場で役立つ医療連携ハンドブック』紹介動画~

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